えむお〜ページ

教師であり父でありAppleが好きな僕が書くブログ

中堅教師の皆さん!若手のために働きやすい環境づくりしませんか

f:id:Moblog:20191013112652j:image

「学校の先生ってなんでこんなにやることがやることが多いの!?」という人、いませんか?

 

僕がブログを始めた理由の一つが、「若手の先生やこれから先生になる人の負担をちょっとでも減らしたい」です。このブログを読んで、僕がやっている(大したことはできないのですが)ノウハウを紹介し、少しでも負担を減らすことができたらいいな、と思っています。

 

今日は僕が仕事を減らすために意識してやっていることを紹介していこうと思います。 

 

こんな人に読んでほしい!

仕事が多くて大変!という先生

・ある程度慣れてきたけど「この仕事必要?」と感じ始めた先生

若手の負担をちょっとでも減らしたい中堅〜ベテランの先生

 

この仕事は必要か?と常に考える

まずは今やっている仕事が必要or不必要かを考えます。考え方はいたってシンプルです。それは仕事をしながら「この仕事は本当に必要?」と自分に問い続けるのです。

 

  • 「この宿題の丸付けは必要?」
  • 「ここに保護者の感想を書かせる必要はある?」
  • 「このプリントを全員分回収する必要は?」

 

こんな風に問い続けることで、仕事の本質が見えてくるようになります。この本質が見えてくると、次のステップ2に進むことができるようになります。

 

この方法の良いところは、結果的に必要だと感じることもできるところです。今やっている仕事の意味を見つけることができると、仕事の早さや質も変わってきますよ。

 

  • 「この丸付けは俺がやる必要はないな」
  • 「ここに保護者の感想を書かせているけれど、通知表にも感想を書いてもらっているな」
  • 「夏休みの補習の参加用紙は参加したい人だけ回収すればいいな」

 

ポイント!

「この仕事は必要か?」と常に問い続け、減らせる仕事を見つけよう!

 

どうすれば仕事を減らせるかを考える

先ほどの考えで「この仕事いらなくないか?」と思ったら次の行動に移ります。具体的に考えるのは次の二つです。

減らすための案を考える

まとめる

まずオススメするのは複数の仕事をまとめることです。

 

例えば本校ではテスト中の学習状況を自分でチェックするという目的で生徒に「チャレンジカード」を書いてもらっています。生徒は、テストが終わるとこのチャレンジに取り組みの感想を書き、保護者の方からコメントを書いてもらいます。そして担任が回収してチェックしていました。

 

それとテストが返ってきたら個人の点数を一覧で確認できる「成績カード」というものも配布します。こちらも生徒が感想を書き、保護者の方にコメントをもらい、担任が全員分回収していました。

 

もうお気付きですか?この「チャレンジ」と「成績カード」はまとめることができますよね?まとめれば生徒や保護者はコメントが1回で済むし、担任も回収が1つ減ります。

 

これとこれはまとめられないかな?と考えるのが仕事をなくす近道だったりします。

 

簡単にする

次にオススメするのは手順を減らしたり、量を減らしたりして仕事を簡単にすることです。

 

本校では管理職参観授業というものがあります。年に一回、校長先生や教頭先生が授業を参観します。これを行う際、一人一つ略案(指導案の簡単バージョン)を書いてもらていました。

 

以前この略案の作成をなくそうと動いたのですが、簡単にいうと「この略案を書くおかげで全員指導案を一つずつ書かなくて済む」という結論になりました。

 

じゃあ管理職しか見ないのだったら、出来るだけ簡単なものにしようと考え、略案を箇条書き3つで済むような簡単なもの(導入、展開、まとめがわかるだけのもの)に変えました。これにはみんな納得してくれました。

 

仕事を無くせないのならば出来るだけ簡単にし、負担感をなくしていきます。

 

 

なくす

まとめることも考え、簡単にすることも考えたけれど、どうにもうまく行かなそう。けれどこの仕事に必要感を感じられない!となったら思い切ってなくしましょう。

 

なくそうとすると「いや、これにはこんな意味があって…」と言って反対する人もいます。けれど、冷静にその仕事をやるメリットとかけるコストを比べましょう。確かに意味はあるけれど、そこにかける時間と手間が多すぎるものって結構ありますよ。

 

僕の偏見ですが、先生ってこのコストに目を向ける人が少ないように感じます。メリットがあるのであれば、どうすればそれを必要最低限のコストで行うことができるのか。この答えが上のまとめる、簡単にする、だったりするのですが。中々考えられない人もいるのでそういう場合は一緒に考えます。

 

本校では数年前から2学期の所見をなくしました。2学期に三者面談を行うことを考えると、多くの時間をかけて所見を書くことはコストがかかりすぎる、と管理職も含めて判断してくれたからです。

 

メリットだけでなく、そこにかける手間や時間(コスト)を考えよう!

 

 誰に伝えると良いかを考える

では具体的にどうすれば減らせるかについて考えたら次はこの案を誰に伝えると良いのかを考えます。これが結構大切で、難しいところです。

 

仲の良い先生、ではありません。隣の席に座っている先生にだらだら話してもそれは単なる愚痴でしかなりませんからね。こんな人、いませんか?本当にその先生に話をして状況が変わりますか?

 

僕だったら、その担当の先生に話をします。「こうにすると仕事も減るし…」「こんな方法はどうですか…?」と話します。学年に関する内容であれば学年主任、学校全体であれば教務の先生や教頭先生あたりでしょうか。

 

こういった話をする時に、その案が通るか否かには時にはその担当の先生との関係性が関わってくることが多いです。なので、僕は普段から自分から話しかけたり、ちょっとしたお願い(ここ教えて〜やこれやっておいて〜)をどんどんやったりします。担当の先生との関係づくりも重要な要素だと思います。

 

余談ですが、僕は昨年度から大きな役割の一つである研修主任にしてもらえたのでこれはとても大きかったです。僕の担当範囲が一気に広がったのでいろんな人の協力を得ながら、ガンガンまとめる、簡単にする、減らすができました。

 

ここまでをまとめると…

ポイント!

・「まとめる」「簡単にする」「なくす」で仕事を減らそう!

・誰に伝えれば良いかを考えよう!

 

実行する

減らせる仕事を見つけた→減らす案も考えた→誰に話すかも決めた

こうなれば後は行動あるのみです。どんどんと動いて仕事をなくしていきましょう。

 

ここで大切にしたいのは、仕事をなくすのは楽をするためではない、ということです。いや、実際はそういった面も多少ありますが笑。不必要な仕事を減らし、もっと大事なことに時間をかけるのです。

 

例えば指導案の作成に何時間もかけるのであれば少しでも早く終わらせて、生徒と一緒に笑顔で会話する。だらだらと職場にいるのではなく、早く帰って家族と一緒に過ごす時間を楽しむ。

 

仕事を減らすことで結果的に多くのことが生徒に還元できるようになると思います。だから堂々と仕事を減らすために尽力しましょう。

 

まとめ

仕事を減らす手順は、まとめると以下の3つの手順です。

  1. 「この仕事は必要か?」と問い続けて減らせそうな仕事を見つける
  2. 「まとめる・簡単にする・なくす」で案を作り、誰に伝えれば良いか考える
  3. 担当の先生に自分の案を提案する

 

この方法で動いていけば、すぐには変わらなくてもじわりじわりとみんなが仕事を減らすためには…という視点で動いてくれるようになると思います。そうなったら魅力的な職場ですよね。本校の管理職はまさにこんな感じで考えてくれています。

 

皆さんが偉くなったらどんどん仕事を減らす上司になってくださいね笑