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教師であり父でありAppleが好きな僕が書くブログ

合唱コンクールでの思い出。「本気」でやることについて

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僕は合唱コンクールが大好きです。

合唱はど素人ですが、生徒とともに創り上げる過程がとても楽しいです。

 

今日は今年の合唱コンクールに触れつつ、「本気」でやることについて話していこうと思います。

 

本気で何かをやる

皆さんは、本気って何だと思いますか?

 

いろんな答えがあると思いますが、僕は

  • 時間をかけること
  • エネルギーを注ぐこと
  • 結果が出るまで続けること

の3つが「本気」だと思っています。

 

この合唱コンクールを通して、僕はクラスのみんなに「本気」でやって、そこから何かを感じ取ってほしいと思っています。

 

そのためには、まずは担任である僕が「本気」にならないと。

 

そう思って、僕は毎年合唱コンクールは「本気」で臨んでいます。

 

別に、ちゃんとやらないと怒るとか、大きな声で叱るとか、そういった事は一切必要ないです。

 

僕は、「大好きなこのクラスで、金賞を取りたいんだ。そのために僕はみんなに本気になって欲しいんだ」と繰り返し伝えていました。

 

僕の「本気」は、ふざけて楽しんでもいいんです。

 

例えば発声練習で、僕はミッキーの真似をしたり、犬の遠吠えをしたりします。僕も生徒もなるべく楽しく、笑顔で練習ができるようにと思ってやっています。

 

僕の合唱は、笑っていいです。でも、友達といつまでもおしゃべりをしていたり、ちょっかいをだしたりしているのは「本気」ではありません。

 

ふざけて楽しんでやるからこそメリハリをつけようね、と話しています。

 

僕はそんなふうにして、僕自身が1番楽しみながら合唱指導をしています。

 

本気でやるから緊張する

人前で歌うときに、笑っちゃう子がいます。

 

中学生の中には、緊張すると笑っちゃう子っているんですよね。緊張ってストレスですから、笑ってそのストレスを消化してるんだと思うんです。

 

歌詞を間違って笑っちゃう生徒もいます。

 

僕は、笑ってる子を見て「笑うな」とは指導しません。そんなの言われたら楽しく練習なんかできませんし。

 

先ほどもいましたが、僕の「本気」は楽しんでやってもいいんです。だから笑うことをあまり否定はしません。

 

子供たちにはこんなふうに言います。「今歌詞を間違えて笑っちゃったでしょ。気持ちはわかるけれど、見てる人からすると「本気」には見えないんだよね。」

 

最初は笑っちゃう子も、歌詞を覚えて自信がついてきたり、人前で歌うことに慣れてきたりすると次第に笑うことも少なくなってきます。

 

それともう一つ。

 

合唱コンクール中間発表の時、他のクラスとの合同練習の時、子供たちに僕は毎回聴きます。

 

「緊張してる?」

緊張するのは「本気」でやってるからだと思うよ。どうでもいいと思っていたら緊張はしないからね。だから、緊張するのは決して悪いことじゃないよ。」

 

合唱コンクールって、たくさん緊張します。

 

まだ歌詞を覚えきってないはじめの頃、人に見られながら歌っている時、合唱コンクール当日他のクラスの曲を聴いてる時、結果発表の時…。

 

僕は、子供たちになるべく緊張を味わって欲しいなと思っています。

 

「大人になるといろんな経験をしてきて、緊張することって減るんだよね。緊張って辛いし、逃げたくなる。だけど、緊張を乗り越えたとき人は成長すると思うんだよね。」

 

本気でやると次の一歩を踏み出せる

今年の合唱コンクール、僕のクラスは銀賞でした。

 

金賞を取るつもりで「本気」になって僕もクラスのみんなも取り組んでいました。

結果発表のときには、金賞取れなかったと言う悔しさ、1カ月間本気でやったことの充実感、クラスの子たちと楽しみながらやってきた満足感、いろんな感情がぐるぐるしました。

 

子供たちも同じです。男子も女子も涙を流している子がいました。

 

なんて声をかけようか…考え、教室に戻ってきた時、僕は第一声にこう言いました。

 

「悔いは無い。1カ月間本当に楽しかった。幸せな時間をありがとう。」

 

いろんな感情がぐるぐるして、でも心に残ったのは子供たちへの感謝でした。

 

「本気」でやっても結果が必ずしも満足のいくものとは限らない。けれど、「本気」でやれば、1つの結果が出されたとき、また新たな目標に向かって進んでいける。

 

こんなことを子供たちに伝えました。

 

「さて、次は何に「本気」になろうか」