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教師であり父でありAppleが好きな僕が書くブログ

令和時代のキャリア教育を考える「夢って職業で語るものなの?」

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少し前に、学年主任の先生から「MOさん、進路指導担当として、子供たちにキャリア教育を受けさせてあげられない?」とお話がありました。

 

本校では、キャリア教育の一環として「将来なりたい職業」を書かせています。

 

実は以前からこれについて疑問を持っていました。

 

今日は、この疑問から僕が行いたいキャリア教育について話をしていこうと思います。

 

夢って何?職業で語るものなの?

僕は中学校の教師です。

 

中学生に将来の夢は何?と聞くと大体職業が返ってきます。

 

「教師」「ジム」「スポーツトレーナー」…。

 

どうも僕はそこに違和感を感じるんですよね。夢って職業で語るものなのかな?と。

 

そんなこと言っても、では自分が中学生の頃はどうだったかと聞かれると、まぁ確かに「先生」と夢を職業で答えていましたか。笑

 

でも、20年前と今と明らかに時代は変わっています。よく言われている話ですが、それを今から話をしていきます。

 

今ある職業は10年後もあるとは限らない

今から数年前、イギリスのオックスフォード大学で衝撃的な論文が発表されました。

 

「今ある職業の47%はAIの発展によって10年後にはなくなる」

 

銀行員、レジ内係、タクシードライバー、清掃員…。これらは10年後になくなってる可能性が極めて高いと言われています。

 

確かに、スーパーではセルフレジが増えてきましたし、車も自動運転になっている時代です。

 

中には教師と言う職業もなくなる可能性があると言われることもあります。(確かに知識だけを押し付けるような一方的な授業はもはや教師でなくてもどこかで10分補いますよね。これについては別の機会に話そうと思います。

 

話を戻しましょう。

 

これで何が言いたいかと言うと、生徒が夢を職業で語ったとき、その職業はもしかしたら大人になる頃にはなくなっているかもしれないと言うことなんです。

 

だから僕は生徒が夢を職業で語ったとき、先生方が職業で語らせようとしてる時、違和感を感じます。

 

夢を広げる指導を

「でもだからといって10年後までどんな仕事が残っているかわからない」

 

「じゃあ夢を持たせるときに、どんな指導すれば良いのか?」

 

と、自分でも疑問に思いました。最近の僕の考えはこうです。

 

夢を広げる指導していきたい

 

具体的には、生徒が夢をなりたい職業で話をした時、「どうしてその職業につきたいの?」と返します。

 

例えば「プロ野球選手」と生徒が答えたとすれば、「なんで?」の問いに対しては「野球が好きだから」と答えると思うんですよね。

 

野球が好きであれば、野球に携わるような仕事がたくさんあるわけです。地域の野球のコーチでもいいでしょうし、野球道具を作る職人、グランドの整備をする人…。ほら、夢が広がったでしょう?

 

夢が広がれば、たとえ10年後その職業が亡くなったとしても、それに関わる別の仕事に就くことができます。

 

また、夢はいくつもあったほうがいいというのが僕の持論です。

 

子供が好き、体を動かすことも好き、動物も好き。こんな生徒がいたとしましょう。

 

そんな人は、例えば幼稚園の先生になり、休日はペットのわんちゃんとドッグランに出かけても良いでしょう。

 

あるいは、平日は動物と関わるような仕事につき、土日は子供と体を動かすようなボランティアを行うこともできますよね。

 

こんなふうにして、夢を広げることができれば、それはそのまま子供のいろんな可能性を広げることができると思うのです。

 

多様化する時代だからこそ

今当たり前にあるようなもの…例えばスマホは10年前はありませんでした。YouTuberなんて職業もありませんでした。

 

いろんなものが早い時間の中でどんどんと生まれては消えてを繰り返しています。

 

僕らが子供の頃には1つの仕事についてそれを最後までやり遂げる方が良い時代でした。

 

でも、多様化する今の時代では、自分ができること、自分に合っていること、それらを仕事にする方が幸せになれる時代になったのかもしれません。

 

少し前に、だいぶ前に「若者はなぜ3年で仕事辞めるのか」と言う本が入りました。

 

これからの人たちにとって、嫌な仕事を何年も続けるより、もっと自分を見つめて自分にできること自分に合った仕事を選ぶ方が賢いのかもしれません。

 

10年間もその仕事があるような保証はありませんしね。笑

 

多様化する時代だからこそ、夢はどんどん広げていっていろんな可能性を生んでいて欲しい。そんなことを感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。