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教師であり父でありAppleが好きな僕が書くブログ

宿題は必要か?不必要か?

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皆さんは毎日子供達に宿題を出していますか?

 

僕は中学校の教師です。以前、研究主任という立場で「宿題は必要か?」と先生方に話し合ってもらったことがありました。宿題に関する考え方は十人十色。いろんな考えの先生がいて面白かったです。

 

さて、今日は以前に話題となった内容に触れつつ、宿題について考えていこうと思います。

 

宿題必要論:twitterで話題のけテぶれから

皆さんは「けテぶれ」という本を知っていますか?twitterで話題となった宿題に関する本です。

 

けいかく・テスト・分析・れんしゅうのそれぞれの頭文字をとって「けテぶれ」。僕も実際に読んでみましたが、PDCAサイクルが宿題にとてもうまく組み込まれています。

 

けテぶれの例として漢字テストが載っています。子ども達が自分で実際に練習計画をたてて、学校や自分でテストをする。そして分析(ここが重要です)をし、なぜ間違えたのか、次にどうすれば良いのかを丁寧に考えています。

 

実際にこの「けテぶれ」を実践してみてその効果を感じる人も多いようです。twitterでも「生徒の成績がみるみる上がっています!」の声があがり、確かに効果があるんだろうなと感じています。

 

本を買って実際に真似をしてみても良いと思うのですが、大事なことはけテぶれの方法ではなく、なぜそれが有効なのかを子ども達に伝えていくことが重要なんだろうな、と感じています。

 

 

宿題不要論:DaiGoさんのYouTubeから

メンタリストで有名なDaiGoさんのYouTubeでは「宿題は科学的な証拠から考えて、いらないものだ」と話をしています。

動画の内容を簡単にいうと、宿題は

  • 小学生には学習意欲をなくす原因になるためやめた方がよい
  • 中学生にはやらせるメリットがない
  • 高校には2時間以内であればやらせても意味はある

というのです。

 

宿題で、子ども達がわからないようなものを出したって一人で家でできるわけがない。できない体験が学習意欲をなくす原因になる。かといってわかりきったものを反復で書かせる単純作業はこれもまた学習意欲を低くする原因である。

 

高校生くらいになると自ら取り組めるようになるのでやってもよい。ただし、2時間を超える宿題はやはり学習意欲をなくすのでやめるべきである。そもそも学力をあげるのは授業でしょ。宿題として生徒に押し付けるのはいかがなものか。

 

とDaiGoさんは動画で力説しています。う〜んたしかに、とうなずく言葉が多かったように感じます。

 

僕の結論は

簡単にいうと「とりあえず何も考えずに宿題をだす、というのはやめるべき。子ども達が嫌にならない程度の量で授業中扱ったものを宿題として出す」が僕の結論です。

 

要は宿題は量と内容を考えて出すべきということです。

 

よく授業で教えてもいない問題を時間がなかったからという理由で宿題に出す人がいます。なるべく多くの問題に触れさせたいという思惑でしょうが、これには僕は反対です。

 

そもそも問題は授業で触れるべき。宿題はその問題に必要な基礎力をつける意味合いで出すべきなんだろうな、と考えています。考え、話し合う時間を授業で確保するあまり演習を家庭に押し付けるのもなんだかな〜と感じています。

 

また、テスト前にワークを数十ページも出す人もいますが、これも大反対です。僕の場合はテスト前は対策プリントをつくり、「ここから60点分でるよ」と言って宿題としています。量と内容を精査するのは教師の役目だと思っています。

 

宿題は必要か、不要か。これを考えることだけでも子ども達に出す課題が意味のあるものとなると思います。是非職員室でも話題にしてみてください。