雨でジトジト、梅雨って感じですね。こんにちは、Mo(えむおー です。
僕は中学校の先生ですが、普段持ち歩いているのはiPad1台のみです。他の先生方は週案やら教科書やら授業ノートやらをたくさん持ち歩いているので結構珍しく見られます。今日は僕がどうしてiPad1台のみを持っていくようになったのかを書いていきます。
僕が先生になってから持ち歩いてきたもの
教師1年目 教科書+週案+ノート+胸ポケットにペン2本
先生になって初めの頃は授業で使う教科書といろいろとメモをするノートを持ち歩いていました。先生っていろんなことをメモする必要がありますよね。朝の打ち合わせ事項、授業の進度、授業中の生徒の様子、保護者からの連絡・・・等等。後は僕は必ず黒板に何を書くのか、板書もノートに書いていました。そう考えるとメモ用のノートは必須なんですね。
週案というのは先生はわかると思うのですが、わからない人のために説明するならば週案は授業の進度などを書き込むノートだと思ってください。「今週のこの時間はこの授業をするのだな」とか「今日の○組の授業はこんな様子だった」とか。ペンも必ず必要になってきます。丸つけをしたり生活ノートという先生と生徒が毎日やりとりをするノートとか。
教科書と週案とノート、実はこれらが地味に重い。なので3年目になるともう少し荷物が減りました。
教師3年目 教科書+週案+3色ペン1本
この頃になると僕も少しずつ教師という職業に慣れ始めます。ノートがなくても頭の中で授業の組み立てができるんですよね。本当は黒板用メモがあった方が授業の質は高くなるのかもしれないけれど。
ちょうどこの頃、「情報は1冊のノートにまとめる」という考えを誰かに聞いた記憶があります。こんなようなタイトルの本も出ましたしね。「あれ?これどれに書いたっけ?」「これはどれに書くんだっけ?」とあれこれ考える必要もなくなります。
ペンも地味にアップグレードです。3色ペンならば1本ですむことに僕も気がついたようですね。
教師4年目 教科書+週案+iPad
初任校での3年間の後次の学校に異動して、僕の周りにiPadを使う先生が増えてきました。僕はというと、iPadは持ってはいたものの、もっぱらYouTube観賞用タブレットと化していました。スマートに使う姿にちょっぴり憧れ、学校にiPadを持っていくようになりました。
使ってみると、どんどんと「ああしたい、こうしたい」が出てきます。その頃の僕の頭の中はどうしたら情報を1つにまとめられるか?だったのでどうにかして持ち物を減らせないか考えていました。
教師5年目 iPad+スタイラスペン
教科書はPDF化してiPadの中に。メモはスタイラスペンでiPadに。という僕の今の形に近いものがここで完成します。考えてみたらいろいろな変化を経て今の形になっているんだな〜。
教師6年目〜iPad Pro+Apple Pencil
6年目になると夢のようなApple製品が発売されます。Apple Pencilです。スタイラスペンの書き心地にとても不満があった僕は予約可能日に上記2つを予約しました。ここから4年間、ずっと僕はこの2つのみで満足な教師生活を送っています。
何を持つかは実は重要じゃない
大事なのは情報を1つにするということ
こうに振り返ってみると僕の今の形はiPadとPencilですが、中には週案とペン。あるいはスクールプランニングノートを使う人もいます。大事なことは情報をまとめること、ですかね。
iPadを持ち歩いてからあれもしたい、これもしたい、と教科書をPDF化したり授業で使うようになったりしてきたことはまた後日書きますね。今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。